使い方

サーバー情報設定

Host タブでサーバーへの接続に関する設定を行います。

以下の項目を入力・設定してください。

  • Host Name

サーバーのホスト名(またはIPアドレス)を入力します。

  • Port

ポート番号を入力します。通常は22です。

  • HTTP Proxy

サーバーへの接続にプロキシを使用します(SSH over HTTP)。使用する場合は、yesに設定してから settingicon ボタンでプロキシの情報を設定してください。

  • User Name

  • Private Key

  • Password

サーバーにSSH接続する際のアカウント情報を入力します。

  • パスワード認証の場合

User Name にユーザー名、 Password にパスワードを入力してください。 Private Key は使用しません。

  • 公開鍵認証の場合

User Name にユーザー名を入力し、 Private Key をクリックして秘密鍵ファイルを選択してください( clear でクリア)。パスフレーズが設定されている場合は Password に入力してください。

ヒント

PuTTY形式の秘密鍵ファイル(拡張子 .ppk )はそのままではお使いいただけません。PEM形式またはOpenSSH形式に変換してお使いください。

ヒント

設定内容は保存され、次回以降は入力されたままの状態で起動します。設定は C:\Users\ユーザー名\.remoteLicense に保存されています。

ライセンス申請

サーバー情報設定後、 Get Host ID をクリックするとサーバー固有のHost IDを取得して表示します。

Send Mail of License Request をクリックするとライセンス申請に必要な情報が表示されます。

  • Mail をクリックするとデフォルトのメールソフトで発行依頼メールの作成画面が開きますので、内容を記入してお送りください。

  • または、ウィンドウ内の情報をコピーし、 support.nano@advancesoft.jp 宛にご希望の製品・ライセンス種別と併せてお送りください。

ライセンスファイル設定

ライセンスファイルを受け取ったら、 License タブで設定します。

Select License File をクリックしてファイルを選択するか、ファイルをドラッグ&ドロップしてください。

ファイルの内容が表示されれば設定完了です。

ライセンスサーバー起動・終了・状態表示

ライセンスファイル設定後、ライセンスサーバーを起動するには、 Start タブを開き、 Execute `lmgrd' をクリックします。

ヒント

本ツールを終了しても、ライセンスサーバーは起動したままの状態になります。

ライセンスサーバーを終了するには、 Stop タブを開き、 Execute `lmdown' をクリックします。

ライセンスサーバーの状態を表示するには、 Status タブを開き、 Execute `lmstat' をクリックします。

製品の使用

Advance/NanoLabo

NanoLaboを使用するマシンで、NanoLaboインストール先の license フォルダにライセンスファイル nanolabo.lic を入れてください。

Advance/NeuralMD

  • ライセンスサーバーと同じマシンでNeuralMDを実行する場合

ライセンスサーバー起動時に、製品の実行に必要なライセンスファイルパスの設定も行われます。環境変数 ADVANCED_LICENSE_FILE を改めて設定する必要はありません。

  • ライセンスサーバーと別のマシンでNeuralMDを実行する場合

NeuralMDを実行するマシンのアクセスできる場所にライセンスファイル neumd.lic を置き、実行方法に応じていずれかの設定をしてください。

  • 直接実行する場合:パスを環境変数 ADVANCED_LICENSE_FILE に設定

  • 同じマシンのNanoLaboからローカル実行する場合: 左上メニュー ‣ Properties ‣ Advance/NeuralMD でファイルを選択

  • 別のマシンのNanoLaboからリモート実行する場合: ジョブスクリプト内でパスを環境変数 ADVANCED_LICENSE_FILE に設定